戦争をかつてないほど近くに感じる

戦争をかつてないほど近くに感じる

ロシアのウクライナ侵攻。始まってしまいました。ロシア・ウクライナの両国に関係するサイトを運営する者として流石にこれに触れずにはいられない。別記事の用意をしていたのですがそちらを進める気になりませんでした。これまでどこかの国・地域で紛争、戦争があってもどこか他人事のような気がしてたんですね。2014年頃の所謂ドンバス戦争でさえ、ドネツィク出身の女性と仲良くしていた時期があったにも関わらず無関心に近かったのです。当時も流石に心配の連絡を入れはしたのですが女性が帰国していなかったのですぐに安心していました。

ところが今回の戦争に関しては首都キエフを中心にウクライナ全土にわたる可能性があります。驚いたのは数日前からいつ両国間で戦争が起きても不思議ではないと思っていたのに元カノを含め僕の周りのロシア・ウクライナの人達は起きないと思っていた人が多かったこと。侵攻が始まる2日前に話した際には「アメリカが騒いでるだけでしょ?アメリカや他の国がちょっかい出さなければ侵攻は無い」と楽観視する声も。その子の家族がロシアにいる事や、親ロシア派の考えがあることも大きいのでしょうけど。

侵攻が始まってからは、しばらく連絡を取っていなかった子にもLINEやらメールを送りました。返事が返ってきた子は皆日本にいましたが家族がウクライナにいたりで相当なショックを受けている様子が文面からも見てとれました。返事が来ない子もいて、単に連絡先を変更したとかならいいのですが…。中には帰国した人もいるだろうと…。やはり知り合いの多い出身国ということで今回の戦争は怒りや恐怖、不安が大きいのです。このサイトをご覧いただいている方の中には同じような気持ちの人もいるはずですし、現地よりご覧いただいていた方はより大きな不安を抱えていると思います。

当たり前ですがどんな理由であれ戦争はダメです。既に民間人に犠牲者も出て中には子どもも含まれているとの事。これなんですよね。大人達の都合で多くの子ども達が犠牲になってしまう。只々心が苦しいです。同時に遠く離れた日本で何も出来ない無力さを痛感させられています。この先どうなってしまうのか。今日の段階で停戦交渉の実施に同意があったと報道もあります。「一刻も早く争いが終わり元の生活が戻ることを…」と書きかけて考えてしまいました。例え戦争が終わったとして元通りなんて無理だろうと…。

皆様のご家族、恋人、ご友人がどうか無事でありますように。

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