いやぁ参りましたね新型コロナウイルス。花粉症でこの時期マスク必須なのにマスクが中々手に入らない。東京オリンピックも開催中止か?なんて話題も出てきましたね。そんな中、現在スペインにいるロシア人の知人から連絡が来ました。
日本でのコロナウイルスの影響などを質問されたのですが、スペイン全土では連絡が来た時点で感染者が3人(今現在外務省ホームページで調べたところ約120人)ということもあり極端に怖がる人と楽観視している人とでわかれるようです。しかしこの数字の増え様はいかに感染力が高いかがわかりますね。
そんな中、アジア人への差別が顕著になっているようで公共機関のバスなどではアジア人の隣だけ空いていたり汚い言葉で罵られたりもしている様子。また、ヨーロッパではマスク着用の文化が根付いていないためマスクをしているだけでも差別に遭うこともあるみたいです。中国系のお店はお客さんも来ないので閉店する所もあるとのこと。
どうやらそれらは本当らしく、日本で活躍するスペイン人サッカー選手と日本人サッカー選手が握手を交わすSNSの写真への書き込みでも散見されました。非常に残念なことです。連絡をくれたロシア人も心を痛めていたようでしたが、コロナウイルスに関しては怖いと不安な様子でした。パレスチナではとうとう日本人への暴行で逮捕される事件も発生。
日本国内でも電車内で咳をしただけで日本人同士が喧嘩するなどニュースも目にしました。そうなると花粉症の僕も白い目で見られてしまうのではないかと少し心配です。誰が悪いではなく恨むのならウイルスをと思うのですが。日本政府の対応が批判の対象になっていますが、僕は多少過剰防衛位が正しいと感じています。というのもコロナウイルスだけではなくこの時期流行するインフルエンザ予防にも繋がりますし。予防意識が高まれば騒動の早期収束にも繋がるはず。
そして個人的に懸念しているのは、マスク文化がない海外諸国と感染予防に徹する日本とで感染者数の逆転が起きるのではないか?ということ。差別をしている人達は自身もしくは家族や友人が万が一感染してしまった場合どう思うのでしょうか。さてどうなることやら…。